2025/01/02 18:59

猫のカレンダー

小豆島の猫たち

小豆島といえば、オリーブに魔女の宅急便などの映画の舞台だったり瀬戸内海の島々を眺める美しい景色、、、

を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。

でも、その裏側の見えない場所で多くの野良猫たちが生きていることはあまり知られていないかもしれません。

小豆島の猫たちは、どのような生活をしているのでしょうか。

 

過酷な環境で暮らす猫たち

美しい島の中で、観光客に知られることなく過酷な生活を送っている猫たち。

小豆島は、穏やかな気候の日が多いこともあってか、たくさんの猫生まれ暮らしています。

猫は、繁殖能力に長けているので、一度に多くの命を生む事ができます。しかしながら、海に浮かぶ自然豊かな島という特有の生活環境のため、生まれてすぐにカラスやトンビなどの野鳥、そして猪、蛇などの野生生物に食べられてしまう事が多いのはもちろん、冬には、強くて寒い海風に吹かれ猫風を発症し目もつぶれ鼻も塞がり死んでいく猫たちが多いのです。

 

野生で生きていく力が野生動物より弱い猫

猫は、大体野生で暮らしてきた動物ではありません。

なので、外で暮らすことにはあまり適した動物ではありません。

簡単に風邪もひくし、風邪をひいたら致命傷になり人しれず死んでいく猫たちも多いのが現実です。

食べ物だって、カエルなどを捕まえて食べる事が多く、それが原因で病気になる子も多いのです。

 

個人で保護活動をされる方々

小豆島には、食べ物にありつけない猫や、病気の猫、そしてまだ抵抗力のついていない子猫などを保護して医療にかけたり、食べ物のお世話をされている方々がいらっしゃいます。そんな方々は、個人で活動されているので、自腹を切って医療費やごはん代を捻出していらっしゃる方がほとんどなのが現実です。

しかしながら、猫はどんどん増え続けています。今保護している猫たちのずっとのお家を探さなければ、今外にいる猫を保護する場所もありません。

 

離島であることの難しさ

高度な医療にかけたくても、里親を見つけたくても、小豆島は離島なので、他の場所では簡単なことも難しくなります。

病院だって、セカンドオピニオンを聞きたくても選べる動物病院は少ないはずです。

里親募集をしたくても、保護主さん、里親さんのどちらかが船に乗らなければなりません。

 

(今回、私は小豆島を実際に自分の目で見るためにフェリーで片道3時間半かけて猫を迎えにいきました。)

 

小さな命を救う小さなお店Peaceful Smileにできること

そこで今回は、ひとつでも多くの命を幸せにするために「2025猫のカレンダー」を製作販売し、売り上げの大半を小豆島の猫を救うために寄付することにしました。

 

猫店長が大集合

今回のカレンダーは、我が家が家族に迎えた猫たちを大集合させてみました。

左から、我が家に来た順になります。

 

ちなみに左から朝、夜、春、陽、白、紅、華、空、紅葉、楓となっています。

(デザイン後に小豆島から寿がやってきたので、残念ながら彼女はデザインに入っていません。)

 

ちょっとしたこだわり

今年のカレンダーには、バレンタインデーはピンクのハート。クリスマスは、クリスマスツリーのマークを付けてみました。シンプルに仕上げたかったので、日本の祝日だけ赤丸で囲みました。

 

お買い物で猫助け

まだまだ、販売しています。

今年のカレンダーは、猫も助ける事ができる猫がいっぱいいるインテリアにぴったりなカレンダーにしませんか!

 

小さな命を救う小さなお店Peaceful Smileは、過酷な外の世界で懸命に生きる猫や犬などの動物を救うために昼夜問わず活動されている個人保護活動家もしくは、保護団体へ全商品の売り上げの一部を寄付しています。

デザインから製作梱包発送まで全てを山に暮らす一人の猫好きが11匹の保護猫たちと一緒に行っています。